恢徳堂のヨーシャさんのブログhttps://huideyeren.info2022-03-03T00:26:00+00:00Iosif TakakuraStatement of Protest Against Putin's Invasion of Ukrainehttps://huideyeren.info/2022/03/03/statement-of-protest-against-putin-s-invasion-of-ukraine/2022-03-03T00:26:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="プーチンによるウクライナ侵略に対する抗議声明">プーチンによるウクライナ侵略に対する抗議声明</h2>
<p>今日は、悲しい現実についてお話しなければなりません。</p>
<p>私は、日本正教会に所属する一人の正教徒です。<br />
現在、日本正教会の聖堂で韓国正教会の正教徒が参祷することは公的には認められていません。最近、日本人による韓国人へのヘイトスピーチが問題になっていますが、この問題は日本人が抱いている「嫌韓」のせいではありません。日本正教会はロシア正教会の中の自治教会という扱いであり、韓国正教会はコンスタンティノポリ総主教庁の管轄下にあります。ご存じの通り、ロシ...</p><h2 id="プーチンによるウクライナ侵略に対する抗議声明">プーチンによるウクライナ侵略に対する抗議声明</h2>
<p>今日は、悲しい現実についてお話しなければなりません。</p>
<p>私は、日本正教会に所属する一人の正教徒です。<br />
現在、日本正教会の聖堂で韓国正教会の正教徒が参祷することは公的には認められていません。最近、日本人による韓国人へのヘイトスピーチが問題になっていますが、この問題は日本人が抱いている「嫌韓」のせいではありません。日本正教会はロシア正教会の中の自治教会という扱いであり、韓国正教会はコンスタンティノポリ総主教庁の管轄下にあります。ご存じの通り、ロシア正教会はウクライナ正教会の独立に関してコンスタンティノポリ総主教庁に断交を宣告しました。日本の正教会もロシア正教会に同調し、コンスタンティノポリ総主教庁との断交を宣言している状態です。それ故に、韓国正教会の正教徒が日本の正教会で祈ることができないという問題が発生しています。対馬海峡が、現状心の境目になってしまっているのです。私は、この現状にひどく心を痛めています。</p>
<p>現在、ロシアの大統領であるプーチンは、ウクライナのゼレンスキー大統領を「ネオナチ」呼ばわりし、ウクライナの平和のためには「非ナチ化」が必要であると主張しています。しかし、ゼレンスキー大統領の祖父は父親と兄弟をナチスのホロコーストによって奪われたユダヤ人であります。これは、ゼレンスキー大統領の尊厳を二重に傷つける「魂の殺人」であると思います。私は、注意欠陥多動性障がいおよび自閉スペクトラム障がいを持ち「精神障害者保健福祉手帳」を発行されている発達障がい者でもあり、ナチスが障がい者に行ってきた蛮行のことも知っています。ナチス治下のドイツでは、障がい者は「生きるに値しない命」とされ、多くの障がい者が「処分」されてしまいました。おそらく、私のその場にいたら「生きるに値しない命」として「処分」されていたことでしょう。だからこそ、ナチスの蛮行を是とすることは決してできません。罪もなき民間人に対する攻撃を命じておきながら、親族をホロコーストで失った者に対する「ナチス」呼ばわりをすることに対し、最大限の抗議をいたします。</p>
<p>なお、歴史を振り返るとロシアの人々が圧政者に無力だったわけでは決してありません。ミュンヘンの聖アレクサンドルとパリの聖マリアという二人のロシア人の血を引く致命者がいますが、ミュンヘンの聖アレクサンドルは「白いバラ」と呼ばれるナチスに対する抵抗運動のメンバーとして断頭台にて致命しました。また、パリの聖マリアはナチスによって迫害されていたユダヤ人を救うも、ラーフェンスブリュック強制収容所のガス室に送られ致命しました。彼らは心の中に内在する正義に従って行動したのです。だから、私はロシア人を侵略に賛成する悪魔のような人たちと考えませんし、またそういう見方をしてしまうことにも強く反対します。</p>
<p>私は、中学生の時、広島に修学旅行に行き、多くの被爆者から凄惨な体験を聞きました。中でも、在日コリアンの被爆者の体験は私の心に深く刻まれました。日本は、第二次大戦において広島と長崎に核攻撃を受けた被爆国です。そして、韓国や中国をはじめとするアジアの国々を侵略し、多くの人々を傷つけ苦しめた「前科」を持っています。そして、日本は被害を受けた国々の人々からことあるごとに「戦争責任」を問われていながら、彼らの受けた苦しみを全く理解することなく今日に至っています。最近では、日本語のSNSを見ると韓国人や中国人に対するヘイトスピーチすら多く見かけるようになりました。私はこの現状にひどく心を痛めていますが、いま、このウクライナ侵略で日本にいるロシア人が心ないヘイトスピーチに心を痛めています。今回の侵略を謝罪するロシアの人々の言葉も目にしました。私は、これ以上ロシアの人々が憎まれ、戦争責任に苦しむ未来を見たくありません。「民族」全体を憎んではいけないのです。戦争を巻き起こした専制者のみが、その責任を負うべきのです。</p>
<p>また、私は一人のオタクでもあります。現在、日本を中心とするオタクコンテンツは世界各国で親しまれています。もちろん、ウクライナにおいてもロシアにおいてもオタクコンテンツを愛する人たちが多くいます。とりわけ、今回の戦争でショックだったのは「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーのイラストが戦場のがれきになってしまったことでした。戦争は、文化やスポーツにも大ダメージを与えます。今回のプーチンの侵略戦争によって傷ついたウクライナの文化が速やかに復興され、文化を愛好する者の心の傷がいち早く癒えることを望みます。また、文化やスポーツなどの場においてロシアに対するキャンセルカルチャーも巻き起こっていますが、これはロシアの人々の孤立感を増大させ、第二第三のプーチンを生んでしまうことにも繋がりかねません。キャンセルカルチャーによるロシア人とロシア文化の締め出しには心から反対いたします。</p>
<p>憎しみはさらなる憎しみ以外、何も生みません。戦争という悪の責任を、戦争を巻き起こした専制者が責任をとった後は、戦争で体と心に傷を負ったすべての人を癒やし、彼らが心豊かに生活を送れるよう支援をすることが必要であると考えます。私は、戦争が終わったらそのための支援をできる範囲内でしていきたいと考えます。</p>
<p>一人の正教徒として、プーチンによるウクライナ侵略に抗議いたします。</p>
<p>(以下DeepLによる英語翻訳)</p>
<p>Statement of Protest Against Putin's Invasion of Ukraine</p>
<p>Today I must talk about a sad reality.</p>
<p>I am an Orthodox Christian belonging to the Japanese Orthodox Church.<br />
Currently, it is not officially allowed for Korean Orthodox Christians to pray in the cathedral of the Japanese Orthodox Church. Recently, there has been an issue of hate speech by Japanese people against Koreans, but this issue is not due to the "hatred" that Japanese people have for Korea. The Japanese Orthodox Church is treated as an autonomous church within the Russian Orthodox Church, while the Korean Orthodox Church is under the jurisdiction of the Patriarchate of Constantinople. As you know, the Russian Orthodox Church has pronounced a communion with the Patriarchate of Constantinople regarding the independence of the Ukrainian Orthodox Church. The Japanese Orthodox Church also agrees with the Russian Orthodox Church and is in the process of declaring a state of diplomatic relations with the Patriarchate of Constantinople. Hence, the problem arises that Orthodox Christians of the Korean Orthodox Church cannot pray in the Japanese Orthodox Churches. The Tsushima Strait has become the boundary of our hearts. I am deeply disturbed by this situation.</p>
<p>Currently, Russian President Vladimir Putin calls Ukrainian President Zelensky a "neo-Nazi" and insists that "de-Nazification" is necessary for peace in Ukraine. However, President Zelensky's grandfather was a Jew whose father and brother were taken from him by the Nazi Holocaust. I believe this is "soul murder" that is doubly offensive to President Zelensky's dignity. As a developmentally disabled person with Attention Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD) and Autism Spectrum Disorder (ASD) who has been issued a "Health and Welfare Certificate for the Mentally Disabled," I am also aware of the barbaric acts perpetrated by the Nazis against the disabled. In Germany under the Nazi regime, people with disabilities were regarded as "lives unworthy of living" and many of them were "disposed of". If I had been there, I probably would have been "punished" as "a life unworthy of living. That is why I can never endorse the barbarism of the Nazis. I protest to the utmost against calling those who lost relatives in the Holocaust "Nazis" while ordering attacks on innocent civilians.</p>
<p>History shows that the Russian people have never been powerless against their oppressors. St. Alexander of Munich and St. Mary of Paris, both of whom were of Russian descent, died on the decapitation table as members of a resistance movement against the Nazis called the "White Rose. St. Mary of Paris, who saved Jews persecuted by the Nazis, was sent to the gas chambers of the Raffensbrück concentration camp where she died. They acted according to the justice inherent in their hearts. Therefore, I do not consider the Russians to be satanic people who are in favor of invasion, and I strongly oppose such a view.</p>
<p>When I was a junior high school student, I went on a school trip to Hiroshima and heard the horrific experiences of many hibakusha. Among them, the experiences of Korean residents in Japan were deeply etched in my mind. Japan is an A-bombed country, having suffered nuclear attacks on Hiroshima and Nagasaki in World War II. Japan also has a "criminal record" of invading Asian countries, including Korea and China, and causing injury and suffering to many people. Japan has been questioned at every turn by the people of the affected countries about its "responsibility for the war," yet to this day, Japan has never understood the suffering of the people of those countries. Recently, I have seen many hate speeches against Koreans and Chinese people on Japanese social networking sites. I am terribly hurt by this situation, but now I am also hurt by the mindless hate speeches of Russians in Japan due to this invasion of Ukraine. I have also seen the words of Russian people apologizing for this invasion. I do not want to see a future where the Russian people are hated any more and suffer from war responsibility. We should not hate the "people" as a whole. Only the tyrants who started the war should be held responsible for it.</p>
<p>I am also a geek. Today, Japanese and other otaku content is popular all over the world. Of course, there are many people in Ukraine and Russia who love otaku content. What was particularly shocking during the recent war was that the illustration of Soryu Asuka Langley from "Neon Genesis Evangelion" was reduced to rubble on the battlefield. Wars can also do great damage to culture and sports. We hope that Ukraine's culture, which was damaged by Putin's war of aggression, will be quickly restored and that the emotional wounds of culture lovers will be quickly healed. There is also a cancellation culture against Russia in culture and sports, which increases the isolation of the Russian people and may lead to the birth of a second or third Putin. I wholeheartedly oppose the shutting out of Russians and Russian culture through cancellation culture.</p>
<p>Hatred will lead to nothing but more hatred. After the tyrants who started the war have taken responsibility for the evil of war, it is necessary to heal all those who have suffered physical and emotional wounds from the war and to help them to live a fuller life. I would like to support them as much as I can after the war is over.</p>
<p>As an Orthodox Christian, I protest against Putin's invasion of Ukraine.</p>
zshがクラッシュしてしまった原因https://huideyeren.info/2022/01/28/cause-of-zsh-crash/2022-01-27T22:25:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="最近macのos再インストールを行いました">最近MacのOS再インストールを行いました</h2>
<p>私の持っているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)ですが、あまりにもSSDの空き容量が足りなくなっており、OSのアップグレードもままならなくなってしまったのでこの度再インストールを敢行することになりました。</p>
<p>その設定の際にzshの拡張であるpreztoおよびpowerlevel10kをインストールしたのですが、その際の設定が原因でzsh自体が起動しなくなってしまったので備忘録に書いておきます。</p>
<h2 id="最近macのos再インストールを行いました">最近MacのOS再インストールを行いました</h2>
<p>私の持っているMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)ですが、あまりにもSSDの空き容量が足りなくなっており、OSのアップグレードもままならなくなってしまったのでこの度再インストールを敢行することになりました。</p>
<p>その設定の際にzshの拡張であるpreztoおよびpowerlevel10kをインストールしたのですが、その際の設定が原因でzsh自体が起動しなくなってしまったので備忘録に書いておきます。</p>
<h3 id="zsh動かない">zsh、動かない</h3>
<p>症状は昨日、2022年1月27日早朝に発生しました。何かの設定をした後でzshが起動した直後に落ちるようになってしまいました。その時は原因が何だかわからないまま、ログを洗いざらい確認するとかgdbmの再インストールとかいろいろ試したのですが、そのうちにzshの設定を切ってみるとzshが立ち上がることに気がつきました。</p>
<p>そこで、一つ一つ調べてみるとpreztoのpythonモジュールを外した際にzshが正常起動することがわかりました。そう、原因はpreztoのpythonモジュールっぽかったのです。</p>
<h3 id="このあとにすべきこと">このあとにすべきこと</h3>
<p>さて、OSSの不具合を見つけたらすべきことは作者への報告です。</p>
<p><a href="https://github.com/sorin-ionescu/prezto">sorin-ionescu/prezto</a>へ行き、既存のissueがあるか確認してから無ければissueを投げると思います。</p>
<p>そして、やっかいなことに英語力をもう少し付けないといけないということを思い知らされるのでした。</p>
<h3 id="最後に">最後に</h3>
<p>OSSは我々の生活になくてはならないものになりましたが、その一方でボランティアベースでは開発者が開発を続ける事が難しくなっているという問題も出てきました。OSS開発者がOSS開発を持続可能にするため、考えないといけないことが日々増えていると感じますが、そんな私も2人の開発者に支援を行い始めました。</p>
<p>では、皆さんも持続可能なOSSライフを。</p>
コミックマーケット99 お品書きhttps://huideyeren.info/2021/12/30/c99-oshinagaki/2021-12-30T04:10:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="恢徳堂はコミックマーケット99に参加します">恢徳堂はコミックマーケット99に参加します</h2>
<p>恢徳堂は、コミックマーケット99に参加いたします。</p>
<h3 id="頒布案内">頒布案内</h3>
<p>詳しくは、下記のツイートをご覧ください。</p>
<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">コミックマーケット99のお品書きです。<br /><br />詳しくはWebカタログをご覧ください。<a href="https://t.co/lbABTLGX1X">https://t.co/lbABTLGX1X</a><br /><br />決済にはVISA、MasterCard、交通系電子マネーも使えます。<br /><br />東K-34bにてお待ちしております。<br /><br />なお、メロンブックスでの委託もありますのでご利用ください。<a href="https://t.co/j0k4FEcYoO">https://t.co/j0k4FEcYoO</a> <a href="https://t.co/ib4QplnnCe">pic...</a></p></blockquote><h2 id="恢徳堂はコミックマーケット99に参加します">恢徳堂はコミックマーケット99に参加します</h2>
<p>恢徳堂は、コミックマーケット99に参加いたします。</p>
<h3 id="頒布案内">頒布案内</h3>
<p>詳しくは、下記のツイートをご覧ください。</p>
<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">コミックマーケット99のお品書きです。<br /><br />詳しくはWebカタログをご覧ください。<a href="https://t.co/lbABTLGX1X">https://t.co/lbABTLGX1X</a><br /><br />決済にはVISA、MasterCard、交通系電子マネーも使えます。<br /><br />東K-34bにてお待ちしております。<br /><br />なお、メロンブックスでの委託もありますのでご利用ください。<a href="https://t.co/j0k4FEcYoO">https://t.co/j0k4FEcYoO</a> <a href="https://t.co/ib4QplnnCe">pic.twitter.com/ib4QplnnCe</a></p>— ヨーシャ@恢徳堂(31日東K-34b) (@IosifHuide) <a href="https://twitter.com/IosifHuide/status/1476406537606557700?ref_src=twsrc%5Etfw">December 30, 2021</a></blockquote>
<script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
<p>概要および表紙は先ほどのツイートにも書かれていますが、Webカタログからでも見ることができます。</p>
<p><a href="https://webcatalog.circle.ms/Circle/15720095">コミケットWebカタログのページ</a></p>
<p>なお、既刊も含め、メロンブックスでの委託取り扱いを開始いたしました。</p>
<p><a href="https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=106865">メロンブックスのサークルページ</a></p>
<p>そのため、boothでの頒布は6ヶ月ほどおやすみとなります。</p>
<p>頒布は13:00ごろまでを予定しておりますので、お求めの方はお早めにいらっしゃいませ。</p>
<h3 id="本の内容">本の内容</h3>
<h4 id="現代焚書第5号">現代焚書第5号</h4>
<p>今回の新刊、500円です。</p>
<blockquote>
<p>私が競馬と出会ってはや25年の歳月が流れてしまいました。 サンデーサイレンスの血脈は日本競馬を席巻する一方、私が競馬にどっぷりとハマるきっかけになったエピソードについても紹介しています。 そして、ウマ娘の世界線では世界史はどうなっていたかを妄想したりしています。 というわけで、『現代焚書第5号 競馬ファン歴25年が語る「ウマ娘」と競馬』、お楽しみに!</p>
</blockquote>
<h4 id="現代焚書-第4号">現代焚書 第4号</h4>
<p>既刊、500円です。</p>
<blockquote>
<p>『現代焚書』は、マンガ・アニメ・ゲームの話題を入口に、社会問題や宗教・哲学といった高尚な話題から世の中の様々なことなど多彩な話題をごった煮に取り扱うなんでもありな同人評論誌です。今回は障がい者雇用と特例子会社、そして人間の尊厳についてまとめてみました。 相模原市の障がい者施設殺人事件とオシフィエンチム、そして2018年に問題になった障がい者雇用率の水増しの問題、さらには働くことと人間の尊厳についての話題、障がい者がはたらくということについての考察と特例子会社制度、最後に生きる意味について考えてみたことが書かれています。</p>
</blockquote>
<h4 id="現代焚書-第2号">現代焚書 第2号</h4>
<p>既刊、500円です。</p>
<blockquote>
<p>『現代焚書』は、現代の『焚書』たれをモットーに、社会問題や宗教・哲学といった高尚な話題からマンガ・アニメ・ゲームなどの多彩な話題をごった煮に取り扱うなんでもありな同人評論誌です。『現代焚書 第2号』では、発達障がい当事者が感じた、コミュニティとコミュニケーションについての体験談をありのままに語った「発達障がい当事者が語るコミュニティとコミュニケーションのエモい話」およびマサカリと呼ばれる時にはたじろぎかねないITコミュニティ独特のコミュニケーションのとり方をまとめた「モヒカン族のすゝめ ~マサカリの投げ方・受け方~」の2点を収録しています。</p>
</blockquote>
<h4 id="現代焚書-第1号">現代焚書 第1号</h4>
<p>既刊、300円です。</p>
<blockquote>
<p>『現代焚書』は、マンガ・アニメ・ゲームの話題を入口に、社会問題や宗教・哲学といった高尚な話題から世の中の様々なことなど多彩な話題をごった煮に取り扱うなんでもありな同人評論誌です。初めての作品となる『現代焚書 第1号』では、暁美ほむらが救われる可能性はあるのかを論じた「魔法少女まどか☆マギカ」と救済論、「ドリフターズ」と「エンドブレイカー!」から私がエルフ萌えになった理由を考察する一編を載せています。</p>
</blockquote>
<h3 id="最後に">最後に</h3>
<p>では、皆さんと当日お会いできることを楽しみにしております。</p>
復旧こそすれど、なお道は遠しhttps://huideyeren.info/2021/12/28/it-has-been-restored-but-there-is-still-a-long-way-to-go/2021-12-28T03:42:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="復旧こそすれどなお道は遠し">復旧こそすれど、なお道は遠し</h2>
<p>とりあえず手元のMacで復旧したかテスト。</p>
<p>復旧したら、今のブログをモダナイズすることを考えなければ……。</p>
<h3 id="備忘録">備忘録</h3>
<p><a href="https://qiita.com/aiandrox/items/9389696ebc3cc6d3422e">【puma】puma4台インストールできない問題の対処法</a></p>
<p>こんなことがあるらしい。確かに、 puma のバージョンは4.3.5だった。</p>
<p>4.3.6にあげたら解消した。</p>
<h2 id="復旧こそすれどなお道は遠し">復旧こそすれど、なお道は遠し</h2>
<p>とりあえず手元のMacで復旧したかテスト。</p>
<p>復旧したら、今のブログをモダナイズすることを考えなければ……。</p>
<h3 id="備忘録">備忘録</h3>
<p><a href="https://qiita.com/aiandrox/items/9389696ebc3cc6d3422e">【puma】puma4台インストールできない問題の対処法</a></p>
<p>こんなことがあるらしい。確かに、 puma のバージョンは4.3.5だった。</p>
<p>4.3.6にあげたら解消した。</p>
安易なバージョンアップで Middleman を壊した話https://huideyeren.info/2021/12/24/broken-middleman/2021-12-24T03:00:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="安易なバージョンアップで-middleman-を壊した話">安易なバージョンアップで Middleman を壊した話</h2>
<h3 id="はじめに">はじめに</h3>
<p>この記事は<a href="https://adventar.org/calendars/6167">アスタルテ ゆるふわ アドベントカレンダー Advent Calendar 2021</a>の12月24日分の記事です。</p>
<h3 id="middleman-is-何">Middleman is 何?</h3>
<p><a href="https://middlemanapp.com/">Ruby 製の静的サイトジェネレータ</a>です。</p>
<p>最新版は v4.4.2 ですが、 JAMstack 隆盛のこの世界で使っている人がいるかというとかなり疑問です。</p>
<p>なお、私はさらに古い v3.4.1 を使っています。</p>
<h3 id="何が起こったのか">何が起こったのか</h3>
<ol>
<li>骨董品の静的サイト...</li></ol><h2 id="安易なバージョンアップで-middleman-を壊した話">安易なバージョンアップで Middleman を壊した話</h2>
<h3 id="はじめに">はじめに</h3>
<p>この記事は<a href="https://adventar.org/calendars/6167">アスタルテ ゆるふわ アドベントカレンダー Advent Calendar 2021</a>の12月24日分の記事です。</p>
<h3 id="middleman-is-何">Middleman is 何?</h3>
<p><a href="https://middlemanapp.com/">Ruby 製の静的サイトジェネレータ</a>です。</p>
<p>最新版は v4.4.2 ですが、 JAMstack 隆盛のこの世界で使っている人がいるかというとかなり疑問です。</p>
<p>なお、私はさらに古い v3.4.1 を使っています。</p>
<h3 id="何が起こったのか">何が起こったのか</h3>
<ol>
<li>骨董品の静的サイトジェネレータ、 Middleman を2016年から使っていた</li>
<li>特にライブラリのアップデートなんてしてない</li>
<li>dependabot からものすごい量のお叱りが</li>
<li>こりゃヤバいと思って Gem<sup id="fnref:1"><a href="#fn:1" class="footnote">1</a></sup> のバージョン上げたら Middleman がぶっ壊れた</li>
</ol>
<h3 id="一体どれだけ古い-gem-を使っていたんだ">一体、どれだけ古い Gem を使っていたんだ?</h3>
<p>とりあえず以下の Gemfile をご覧ください。ぶっちゃけ闇です。</p>
<pre class="highlight plaintext"><code>source 'https://rubygems.org'
# middleman
gem 'middleman', github: 'middleman/middleman', branch: 'v3-stable'
# use oga for html parser (without nokogiri)
gem 'middleman-blog', :github => '5t111111/middleman-blog',
:branch => 'with-oga'
gem 'oga', '~> 0.3.0'
# For syntax highlighting
gem 'middleman-syntax', '~> 2.0.0'
# Live-reloading plugin
gem 'middleman-livereload', '~> 3.4.2'
# For feed.xml.builder
gem 'builder', '~> 3.2.2'
# For using Slim template
gem 'slim', '~> 3.0.1'
# For GitHub Pages deployment
gem 'middleman-deploy', '~> 1.0'
# For S3 deployment
gem 'middleman-s3_sync', '~> 3.0.47'
# For Markdown
gem 'redcarpet', '~> 3.2.2'
# For sitemap
gem 'sitemap_generator', '~> 5.0.5'
# Compass plugins
gem 'breakpoint', '~> 2.5.0'
# Web server
gem 'puma', '~> 4.3'
# to serve static files
gem 'rack-contrib', '~> 1.2.0'
# Heroku New Relic Addon
gem 'newrelic_rpm'
gem 'middleman-social_tag_view_helper'
gem 'solargraph', group: :development
</code></pre>
<p>と、Middleman V3 を未だに使い続けるカオス状態です。</p>
<p>もう既にサポートも切れているし、何でこんなのを使ってるんだってことになりました。<br />
移行先については JAMstack + Headless CMS を考えていました。<br />
最初は Django ベースの Wagtail を考えていたのですが、 Strapi の方が相性がよさそうということで<a href="https://github.com/huideyeren/huidetang">そちらで開発を続けています</a>。<br />
ちなみに、フロントエンドは Next.js 予定です。</p>
<h3 id="正直以降のめどは立ってるの">正直以降のめどは立ってるの?</h3>
<p>……全く立っていません。大急ぎ開発します。</p>
<h3 id="被害状況は">被害状況は?</h3>
<p>Middleman が動かなくなりました。とりあえずは、ファイルを生成して書いています。<br />
なお、静的サイトジェネレータなのでページは公開されたままですし、セキュリティ上も問題ない……はず。</p>
<h3 id="対策">対策</h3>
<p>とりあえず Git の履歴を元に戻しました。</p>
<p>でも、まだローカルでは動いていないです。</p>
<h3 id="教訓">教訓</h3>
<p>ライブラリのアップデートは深く考えないで行わないと爆死します。</p>
<p>これからは、リスクとリターンを天秤にかけて慎重に行います。</p>
<div class="footnotes">
<ol>
<li id="fn:1">
<p>Ruby のパッケージ。 <a href="#fnref:1" class="reversefootnote">↩</a></p>
</li>
</ol>
</div>
PyCon JP 2021にスタッフとして参加しました。https://huideyeren.info/2021/12/22/i-attended-pycon-jp-2021-as-a-staff/2021-12-22T11:04:00+00:002022-03-03T00:31:28+00:00<h2 id="pycon-jp-2021にスタッフとして参加しました">PyCon JP 2021にスタッフとして参加しました。</h2>
<p>ヨーシャこと高倉です。<br />
今年10月に開催されたPyCon JP 2021にスタッフ参加したことで得られたものを書きます。</p>
<h3 id="はじめに">はじめに</h3>
<p>この記事は <a href="https://qiita.com/advent-calendar/2021/pyconjp">PyCon JP 2021 Advent Calendar 2021</a> の12月25日分の記事です。</p>
<h3 id="pycon-jp-とは">PyCon JP とは</h3>
<p><a href="https://2021.pycon.jp/">PyCon JP のホームページ</a>によると、以下のように書かれています。</p>
<blockquote>
<p>PyCon は、Python ユーザが集まり、Python や Python ...</p></blockquote><h2 id="pycon-jp-2021にスタッフとして参加しました">PyCon JP 2021にスタッフとして参加しました。</h2>
<p>ヨーシャこと高倉です。<br />
今年10月に開催されたPyCon JP 2021にスタッフ参加したことで得られたものを書きます。</p>
<h3 id="はじめに">はじめに</h3>
<p>この記事は <a href="https://qiita.com/advent-calendar/2021/pyconjp">PyCon JP 2021 Advent Calendar 2021</a> の12月25日分の記事です。</p>
<h3 id="pycon-jp-とは">PyCon JP とは</h3>
<p><a href="https://2021.pycon.jp/">PyCon JP のホームページ</a>によると、以下のように書かれています。</p>
<blockquote>
<p>PyCon は、Python ユーザが集まり、Python や Python を使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JP の開催を通じて、Python の使い手が一堂に集まり、Python にまつわる様々な分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。</p>
</blockquote>
<p>このように、年1回の日本のPythonコミュニティの「お祭り」といえます。</p>
<h3 id="私が-pycon-jp-と出会ったきっかけ">私が PyCon JP と出会ったきっかけ</h3>
<p>前から私はいろいろな人と関わることを喜びとしてきましたが、PyCon JPというコミュニティに出会ったのも元座長である吉田俊輔氏と <a href="https://koedolug.connpass.com/">小江戸らぐ</a>というコミュニティを通じて知り合っていたことが要因でした。<br />
それ以前に当日限定のスタッフとしては <a href="https://events.linuxfoundation.org/open-source-summit-japan/">Open Source Summit Japan</a> や <a href="https://rubykaigi.org/2018/team/">RubyKaigi</a> などで当日スタッフをしていたこともあり当日お手伝いするぐらいかなと思っていたところ、まさかコアスタッフまで経験することになるとは思いもよりませんでした。</p>
<p>その頃はPythonも知らない初心者<sup id="fnref:1"><a href="#fn:1" class="footnote">1</a></sup>でしたが、逆に初心者目線を生かしてチュートリアルという初心者向けセミナーの企画を中心にコンテンツ回りを担当していました。</p>
<h3 id="そして今年は">そして今年は</h3>
<p>今年は規模の関係からチュートリアルを開催することを諦めたわけですが、そのかわりトークなどのタイムテーブルを作ったりレビューに参加したりオンライン会場を検討したりといろいろ関わりました。</p>
<h4 id="オンライン会場について">オンライン会場について</h4>
<p>オンライン会場については様々なサービスを検討した結果最終的には<a href="https://discord.com/">Discord</a>に落ち着いたわけですが、それまでには様々な候補があり、今流行りのメタバースプラットフォームである<a href="https://cluster.mu/">Cluster</a>を使うというアイディアも出てきました。<br />
Discordに落ち着いた理由としては、複数のチャットルームに入りながら「ながら聞き」ができる<sup id="fnref:2"><a href="#fn:2" class="footnote">2</a></sup>という点、比較的多くの人が使っていて安定感があるという点、動作が軽いという点、アバターを使うプラットフォームだと行動規範違反なアバターを使う人が出てきてしまうかもしれないという懸念点などがあります。</p>
<h3 id="コロナ禍におけるコミュニティとコミュニケーションを考える">コロナ禍におけるコミュニティとコミュニケーションを考える</h3>
<p>かつて、私は<a href="https://bookwalker.jp/de472685d8-88e6-4fd7-987c-9ddef1a8cf7f/?_ga=2.32238078.1185433324.1640214185-547862461.1639205436">現代焚書 第2号</a>という評論同人誌で発達障がいのこと<sup id="fnref:3"><a href="#fn:3" class="footnote">3</a></sup>とIT系コミュニティのことを書きましたが、ここに書いた以下のことは今でもコミュニケーション能力を鍛えるのに有効な手段と思っています。</p>
<ul>
<li>自分に嘘をつかないこと</li>
<li>視野・人脈・知識を広げること
<ul>
<li>直接会って話をすること</li>
<li>本を読むこと</li>
</ul>
</li>
<li>たくさん失敗し、失敗から学ぶこと</li>
<li>味方を作ること</li>
<li>体調とストレスには気をつけること</li>
</ul>
<p>とりわけ、ネットの炎上が話題になる昨今、直接会ってコミュニケーションをすることは文字だけのコミュニケーションにはない利点があると感じています。</p>
<p>しかし、この2年間に及ぶコロナ禍において、世界のコミュニケーションの形は大きく変わってしまいました。<br />
テレワークやオンラインでの会議が主流になり、直接顔を合わせてコミュニケーションすることはほぼなくなってしまいました。<br />
また、テレワークやオンライン会議では必要なことのみのコミュニケーションになるため雑談が減り、コミュニケーションのコストはかえって上がってしまっていると思います。<br />
そんな時代の中で心を壊してしまう人も多いかと思われます。</p>
<p>そんな中で大事なのは、ITに限らない、様々なコミュニティとのつながりです。<br />
コミュニティは、家庭とも会社や学校とも違う第3の居場所です。<br />
この、サードプレイスがあることが精神安定に寄与しているとこのコロナ禍で強く思うことになりました。<br />
それは、ITコミュニティかもしれませんし、オンラインゲームのコミュニティかもしれません。<br />
ただひとつ言えることは、私は仕事以外に様々な場所を作ることによってこのコロナ禍を生き延びることができたということです。</p>
<h3 id="pycon-jp-2021のハイブリッド開催について">PyCon JP 2021のハイブリッド開催について</h3>
<p>今年のPyCon JPは現地会場とオンラインでのハイブリッド開催になりました。<br />
それについては今年の座長である<a href="https://nikkie-ftnext.hatenablog.com/entry/optimistic-hybrid-pyconjp2021">nikkieさんの日記</a>でも述べられていますが、これは結果的にもよかったと思います。<br />
まだコロナ禍の最中ということで制限された形ではありましたが、ハイブリッド開催に成功したおかげで仲間がいるということを実感できたのはすごくよかったと思っています。当日私はオンライン会場の監視など、オンライン側での裏方に徹していましたが、ネットの向こう側から会場の成功を実感できてよかったと思います。</p>
<h3 id="最後に鬼に笑われること">最後に:鬼に笑われること</h3>
<p>最後は、来年の抱負です。</p>
<p>来年も、多分PyCon JPにスタッフ参加すると思います。<br />
来年こそは速く動いてチュートリアルを再開できればよいと思います。<br />
それには、早め早めに動かないとね……。</p>
<div class="footnotes">
<ol>
<li id="fn:1">
<p>最近やっとPythonで<a href="https://github.com/huideyeren/anshitsu">画像の色を変換するツール</a>を書き上げました。 <a href="#fnref:1" class="reversefootnote">↩</a></p>
</li>
<li id="fn:2">
<p>そんな聖徳太子みたいなマネはできませんでしたが……。 <a href="#fnref:2" class="reversefootnote">↩</a></p>
</li>
<li id="fn:3">
<p>私は一応ADHDとASDの当事者ですが、ADHD成分が圧倒的に強いです。 <a href="#fnref:3" class="reversefootnote">↩</a></p>
</li>
</ol>
</div>